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カテゴリ:想い出

  • ガレット・デ・ロワ
    [ 2011-01-06 18:34 ]
  • F112
    [ 2008-05-27 21:52 ]
  • パヴィアの僧院近くのレストランで・・・
    [ 2007-02-18 12:17 ]

ガレット・デ・ロワ

きょうは公現節。ガレット・デ・ロワの日。

フランスにいた時、このお菓子を知って食べまくった。
アーモンドのアパレイユとパイ生地の組み合わせが気に入ったし、それはカワイイ陶器のフェーヴが入っているのもツボだった。
パリのそれとニースのそれは違うことを知って驚いた。
そのことが後にイタリアで、地方料理オタクになるきっかけだったのかもしれない。

「ほんとに好きなんだね、もうマニアだね」と、遊びに行く先々で用意してくれたっけ。

帰ってきたら、その頃の札幌では見つからなかった。
デパートで食品の仕事をさせてもらっていたときには、自分が食べたいがために冬のお菓子として提案。
PL法の施行で、陶器のフェーヴを入れられないことになって、ならばホンモノ入れちゃおうと空豆を入れてもらった。
そうしてでも、何としても食べたかった・・・^^;;


その後、フランスでの友人一家が東京で暮らすことになり、イタリア料理を勉強にいくときにはいつも泊めてくれていた。「フランスを裏切ったね」と言いながら泊めてくれた。
彼らの協力がなかったら、あんなにのびのびと勉強を深めることはできなかっただろう。

ガレット・デ・ロワの季節には、友人と一緒に作った。
フェーヴと王冠は繰り返して使う。
切り分けるたびに2人のこどもたちは大喜びで、その日の王様はどちらかを競うのだった。

パイ生地を薄く延ばして型に敷く。

アーモンドパウダーと砂糖、バターと卵黄。ラムとアーモンドエッセンスを少々。
白っぽくなるまで混ぜてアパレイユの完成。
それを型に敷いたパイ生地にくっつけながらしっかりのばしてフェーヴをしのばせ、
もう一枚のパイ生地をかぶせて、
重なったところを折り込んでいく。
卵黄と牛乳を混ぜたのを上に塗って斜めに切り込みを入れ、180度で焼く。

アパレイユの甘さはこのくらいでいいと思う?
ちょっとお砂糖多かったかな、次回は10パーセントくらい減らそうかな。

そんなことを話しながら、作ったガレット・デ・ロワが最高においしかった。

久しぶりに、週末に作ってみよう。





by maccian | 2011-01-06 18:34 | 想い出 | Trackback

F112

F112(エフ、ソンドゥーズ)。
私が一年弱住んでいた学生寮の部屋の番号。
その頃はインターネットなんてなかったから、電話がかかってきたら、南仏なまりの管理人(?)が、放送で
「F、ソンドゥーズ」と呼んだ。
廊下に出て、マイクに向かって
「ウィー(っす)!」と叫んで電話に向かうのだ。

F棟の掃除のおばちゃんたちとの思い出。
台所の隣の部屋だった私。同じ階のモロッコ人と私が一番台所を使っていた。

ある秋の日、市場で見つけた栗を直に(原始的な)電磁調理器の上に置いて部屋で待っているうちにそのことをすっかり忘れる。( そうして焼くとおいしかったので、よくやってたのよ。)

パーンパーン!!という音とともに台所に走る。
が、
そこには散らばった栗ともに鬼の形相のおばちゃんが二人。
かなりコワイ。

「す、、すんまそん!私が掃除します!!」
「あったりまえでしょーがーっ!!!!!」かなり叱られる。

彼女たちのおかげでいつもぴかぴか、漂白剤の匂いがかすかにする台所。
もう、「わや」だった。
(注・「わや」というのは北海道弁で、「もうひっくりかえるくらいに大変なこと」の意味です)
でも、水分がないから、はけばきれいになった。ラッキーだ。
もう一回、掃除している彼女達を見つけてあやまった。

その日から、私の寮生活はかなり快適になった。
「何時頃出かけるの?時間あわせて掃除しておくわよ」
(ほ、、、ほんとですかぁ?なんでかなぁ?)
「不快なところはない?全部清潔?」
(おかげさまで、毎日快適っすよ)。
毎日ピカピカなお部屋で生活した。

ブルネットのおばちゃんと金髪のおばちゃんの凸凹コンビ、今日、台所で、漂白剤の匂いをかいだらふっと思い出した。

ブトネの学生寮、F棟。
小さなフランスの田舎町のような、それは楽しい日々だったよ。

皆さんは、思い出につながるにおい(香り)はありますか?
by maccian | 2008-05-27 21:52 | 想い出 | Trackback

パヴィアの僧院近くのレストランで・・・

それは数年前のこと。
ミラノ人でその年働きはじめたばかりの20代男子と私はある雨の日、少し南にあるパヴィアの僧院に出かけた。(それぞれの写真をクリックすると大きくなって見られます)

それがどんなところかというと、こちらこちらのわかりやすくきれいなサイトにリンクさせていただくことにして、我々はといえば、イタリアの職人の仕事ってすごいねぇと驚嘆し、僧たちが暮らしていた独居房=「部屋」を日本の1Kより広いか否かと話して笑い、雨に煙る芝生の緑がきれいだねぇと午前中をまたたく間に過ごしたのだ。

(写真が光をかぶっているのは当時一眼レフCONTAX RTSでスライドで写真を撮っていたので、スキャンできない私はプリントをデジカメで撮ったからです・・)




僧院を出たのはもうお昼どき、何か食べようとそれはかわいらしいレストランを見つけて入った。
内装もかわいい。わりとカジュアル?と思ったのだけれども・・・・

なーんか違う。
サービスの「おじさん」はとても丁寧で、卒のない、クールな受け答え。
そして渡されたメニューをみて「やばい!」と思った私。
女性に渡されるメニューに値段が書かれていない、それはいわゆる格のあるそして、高いレストランだったのだ!

どうしよう・・・・・
おなかがすいていない、と前菜だけにしようか・・・(動揺)

そこで男子が言った。
「僕はお昼にはいつもプリモだけにしているからそうするけれど、君は前菜でもセコンドでも食べてね」
「(ほっとして)私もお昼はプリモだけがいいの。」
そして、二人して手打ちの細麺を頼んだ。

ほっとしたので「手を洗いに」お手洗いへ。最初のドアを開けてのけぞる。
ずらっといくつか並んだドアはまるでパヴィアの僧院の独居房。
席に戻って男子に報告。「見てきて。びっくりするから。笑うから」
男子も偵察に行く。

そんな楽しそうな私たちに運ばれてきたパンは小さな籠に3種ひとつずつ。
おいしい、小さい、少ない。あっという間に完食。
運ばれきたパスタも絶品。
そして盛りは少ない。

パスタの途中で「サービスのおじさん」がパンを持ってきた。変らずクールなサービス。
小さな籠に、さっきの倍量以上入っている。
「あれ?」と言いつつ完食。

ああ、おいしいパスタはもうなくなる。パンもなくなる。(帰りにサンドイッチでも食べようか、と思う。)
と、、またパンが運ばれてきた。
同じ籠に、こぼれんばかりの、入るだけ入れたパン。
「サービスのおじさん」は変らず、にこにこするわけでもなく、淡々と「どうぞ」と籠を置く。
顔を見合わせてくすっと笑う私たち。
おなかいっぱい。なんだかシアワセ。

会計を終えたら「おじさん」がドアを開けてくれ、その日初めてみせた満面の笑顔で一言、
「若者たちよ、きょうがいい日でありますように!」。
手を振って見送ってくれました。

最高だね!イタリアのサービスって!
ありがとう。ごちそうさまでした。

写真はその日のロンバルディアの水田風景です。





























by maccian | 2007-02-18 12:17 | 想い出 | Trackback


おうちごはんが楽しくなるブログ。生産者とつながりながら北海道を料理します


by maccian

料理は愛だねーっ♡

メディアで北海道素材で作りやすい料理のレシピを提供したり、イベントのフードプロデュース、商品開発のお手伝いをしています。

デパ地下コーディネーターで企画と商品開発VMDを担当し、ガレットデロワ、恵方巻を北海道で最初にしかけるも陶器のフェーブはPL法で入れられず空豆を入れ、恵方巻は惨敗。七夕の惑星デザート、ポワソンダブリル、ほうずきタルト、食べてカラダに効く惣菜などのヒットを飛ばす。

その中で、取引先のイタリア人家庭でフランスでの学生時代以来再び出会ったイタリアの家庭料理とイタリア的おもてなしのさりげなさとあったかさに恋をして退職→渡伊。
地方料理と食文化を学び、その土地の食材を工夫して食べる知恵を学ぶ。

帰国後、調理師学校夜間部に通いフランス料理店で修業しつつ、北海道の生産者の見える安心安全素材での家庭料理を伝えようとイタリア料理教室クチナイトCUCINAIT LA CUCINA HOKKAIDONESEを立ち上げる。

生産者のつくった「おいしい」にちょこっと手をかしたちょっとおしゃれなイタリア料理、目から鱗が落ちるいろんなコツがわかります。
http://home.att.ne.jp/kiwi/
hokkaido_ita/cucinait/
top.htm
バリラジャパン・オフィシャルレッスン北海道地域担当

とはいえ、イタリア料理にとどまらず、
2007~2011 FM北海道千葉ひろみさんの3つの番組で4年に渡り200余の旬の北海道素材レシピを提供。

2009-2011.3 HTB(オンちゃん)「イチオシ!」料理コーナーレギュラー、続いて11年の単発出演では北海道津々浦々どこでも誰でもその日の晩御飯にできるおいしいやさしい家庭料理を展開。

調理師・ベジフルビューティーアドヴァイザー・雑穀エキスパート

環境NGO ezorock ふくしまキッズ北海道 
ごはんでつながるプロジェクト アドヴァイザー

北海道らしい食づくり名人・石狩支庁伝承名人(料理・食文化)

松田真枝へのメールはこちらへ
mmatsudadesu@
yahoo.co.jp

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